“ポスト能年”最右翼は? 午年アイドル事情を評論家が予想

公開日: 更新日:

 つまり、このCMを機にスターダムにのし上がった牧瀬里穂が、同じ楽曲のMVで広瀬すずにヒロインのバトンを渡す……。あまちゃん同様、80年代からのアイドル文化を継承するのだ。

■「磨けば光る原石」

 広瀬姉妹の対抗馬ともいうべき美人姉妹が、上白石姉妹。11年の「東宝シンデレラオーディション」で審査員特別賞を受賞した姉・上白石萌音(もね)(15)は、周防正行監督が「Shall we ダンス?」(96年)以来、初めてエンタメ作品のメガホンを取った14年秋公開の「舞妓はレディ」の主演に大抜擢。800人ものオーディションから選ばれ、「磨けば光る原石」と周防監督をしていわしめた。

 萌音と同じ年、東宝シンデレラのグランプリを受賞した妹・上白石萌歌(もか)(13)は、あまちゃん俳優である尾美としのりの娘役(!)でJA共済のCMに出演中。「あの美女は誰だ?」と話題になっている。

 東宝シンデレラ出身のアイドル女優といえば長澤まさみだが、かくいう長澤も映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(04年)でブレークするまで、4年かかった。萌音・萌歌も機は熟し、14年あたりから誰の目にも留まる輝きをみせるだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理