警察ドラマばかりの1月連ドラ “ダークホース”はテレビ東京

公開日: 更新日:

 警察ドラマばかりが話題になる今年1月期の連ドラの中で、ひそかに業界の注目を集めているのが、17日からスタートするテレビ東京の「三匹のおっさん」だ。

「視聴率を取りそうな要素がいくつかある。意外と“ダークホース”かもしれません」(在京キー局スタッフ)

 まずは主演。北大路欣也だ。昨年は高視聴率ドラマ「半沢直樹」にも出演するなど重厚な脇役は数知れないが、久しぶりの連ドラ主演となれば、話題性は十分だろう。

 原作が人気作家、有川浩の同名小説シリーズというのも心強い。
「『三匹のおっさん』は芸能界一の読書家だった俳優の故児玉清さんが絶賛していたことでも知られています」(出版業界関係者)

 それでなくても有川には、「図書館戦争」「フリーター、家を買う。」「阪急電車」「県庁おもてなし課」「空飛ぶ広報室」など、映像化された人気作品が多い。
「脇に泉谷しげるや、一見フツーに見えてクセのあるおっさんを演じさせたら天下一品の志賀廣太郎を据えたのも、絶妙のキャスティングといえるでしょう」(前出の在京キー局スタッフ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ