小保方さんを号泣させた理研・笹井氏の「若山教授」連発会見

公開日: 更新日:

 その上で、参加した時点で大半の実験が終わっていたために「生データや実験ノートを見る機会がなかった」と釈明。要するに「オレはあくまで論文の最終仕上げ。それも書き直し。データの不備は分からなかった」と言いたかったらしい。

 責任を厳しく問われると「若山さんが」「バカンティ教授が」「丹羽さんが」…と、他の共著者の名前を連発。理研副センター長を辞するぐらいの覚悟で会見に臨んだと思ったら大間違いだったようだ。東大の上昌広・特任教授もこう呆れる。

「<論文しか書いていない>というのは当事者意識が足りない。笹井氏は責任を持つべきプロデューサーとしての役割を果たしていた。共著者に責任を押し付けるような説明は非常に無責任な対応だ」

■小保方さんのコメントとシンクロ

 笹井副センター長が会見で度々、口にしたのは、山梨大の若山教授の名だ。「(実験ノートは)若山研でチェックを受けていた」「世界の若山さんが間違えるワケがない」などと、まるで責任の所在は若山教授にあるような発言を繰り返したのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”