CD売れず知名度も…ASKAが覚醒剤で埋めた“プライド”

公開日: 更新日:

「新曲だけではまったく儲けにならないため、過去のライブ映像をブルーレイに焼き直して販売もしました。ところが、これもほとんど売れず。過去のアルバムを焼き直したベスト盤はセールスが1000枚以下のものもあった」(レコード会社関係者)

■20代若者の知名度ゼロ

 ヒット曲がなければ新たなファンの獲得もできず若者の知名度となるとほぼゼロに等しかった。

「名前は知ってますけど実際に歌っているのは映像で見たことがない。捕まってもツイッターで特別騒いでる人はいません」(慶大2年)、「小学生の頃に見ていた『学校に行こう!』というバラエティー番組で『チゲ&カルビ』という2人が『YAH YAH YAH』のモノマネしていたので曲は知ってますが、本人たちの顔はわかりません」(早大3年)……。

 時代の空気を先取りし、普遍的な歌詞をメロディーに乗せてきた自負のあるシンガー・ソングライターにとっては屈辱的な数字であり、若者の言葉は目を背けたい現実そのものだろう。


 それでもASKAにはカラオケや有線などの莫大な印税収入があった。楽曲のほとんどはASKAの作詞作曲なので印税だけでも年間で1億円以上といわれている。だが、「時間とカネを持て余している芸能人はヤクの売人にとって上客中の上客です」(事件ライター)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  5. 5

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  1. 6

    野球少年らに言いたい。ノックよりもキャッチボールに時間をかけよう、指導者は怒り方も研究して欲しい

  2. 7

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  5. 10

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?