CD売れず知名度も…ASKAが覚醒剤で埋めた“プライド”

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■CDセールス絶不調

「今回の逮捕はその容疑内容、反社会的性質等、その影響の大きさに鑑みて、決して看過できるものではなく、厳正な措置を以(も)って臨むべきとの判断に至りました」――。
 覚醒剤取締法違反で逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明=56)に対して、所属レコード会社「ユニバーサルミュージック」は19日、契約解除とチャゲアスとASKA名義の商品出荷停止を発表した。

 事実上の音楽業界追放処分。同情の余地はないが、ASKAを薬物に走らせた理由として囁かれているのが、一部で伝えられている2000年8月のチャゲアス韓国公演の失敗だという。日本語CDが未解禁時代の韓国に乗り込むというビッグプロジェクトにもかかわらず、チケットはまったく売れず。結果、多額の負債を抱えて前所属事務所は倒産に追い込まれてしまったというものだ。

 その上、ヒットを連発した90年代とは潮目が変わり、2000年代は楽曲も話題にならず、CDセールスは絶不調。01年にユニバーサルに移籍後の初アルバム「NOT AT ALL」(01年)こそ10万枚を売り上げたが、その後はベスト盤の発売が中心で、07年の「DOUBLE」は5.5万枚。ASKAのソロアルバムは「君の知らない君の歌」(10年=2.4万枚)、「BOOKEND」(11年=1.5万枚)、「SCRAMBLE」(12年=2.8万枚)……。

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