更正は困難か…ASKAに「田代まさしと同じ道」と厳しい声

公開日: 更新日:

覚醒剤は再犯率60%超

 日本の歌謡史上に燦然(さんぜん)ときらめく人気デュオの栄光は地に落ちた。
 覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたCHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明=56)。自宅の書斎からは十数回分の覚醒剤や使用済みの空き袋、合成麻薬MDMAが90錠も見つかったというから薬物常習者であることは疑いようがない。

 昨夏に週刊文春で覚醒剤疑惑が報じられてから9カ月。ファンにとっては最悪の結末だが、ASKAにとっての地獄はこれから始まる。

 芸能リポーターの川内天子氏はこういう。
「アーティストに薬物依存者が多いのは、新曲ができないプレッシャーからの逃避や、音に対する感性が良くなるという錯覚からという話をよく聞きます。まして、大御所クラスやスターになると、間違いを犯しても心を鬼にして叱ってくれたり、身をていして止めてくれる人が少なくなるから歯止めがかからない。ASKAは昨年、『文春』に薬物のことを書かれているにもかかわらず、やめなかった、いや、やめられなかった。私はもう、更生は難しいだろうなと思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン