疑惑続出なのに…小保方晴子さんに歩み寄る理研の“思惑”

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 これは“エア実験”を証明する決定打になるのではないか。理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の「STAP細胞」に新たな重大疑惑だ。

 理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員らと東大の2グループが、ネット上に公開された「STAP細胞」の遺伝子情報を分析。すると、ほぼすべての細胞に8番目の染色体が通常の2本より1本多くなる「トリソミー」と呼ばれる異常を見つけたという。

「この異常を持つマウスは通常、胎児の段階で死ぬために生まれてこない。STAP細胞を生後1週間のマウスから作った、と主張していた小保方さんの説明と明らかに矛盾します」(科学ジャーナリスト)

 渦中の小保方さんは「生き別れた息子を捜しに行きたい」と言い、理研の検証実験に参加していると報じられている。

■10年闘争回避、近づく解雇「Xデー」

 しかし、今回の分析結果が事実なら、「STAP細胞」は「生き別れた」どころか「生まれてもいない」ことになる。不思議なのは、次々と疑惑が出てくる小保方さんに対し、理研の対応が急速に軟化していることだ。

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