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池上季実子がドラマを憂う 「最近は深みある物語が少ない」

 長い黒髪をかき上げるしぐさにグッとくる。池上季実子(55)が今月、「向き合う力」(講談社現代新書)を上梓した。自身初のエッセー。デビューから40年、「仕事に恋してきた」と話す本格派女優はドラマ制作の現状を憂えている。本人に聞いてみた――。

■「トレンディードラマの影響かもしれません」

 田中絹代さん、森繁久弥さん、山岡久乃さん、緒形拳さん、そして高倉健さん、京マチ子さん。名優と呼ばれる先輩方から多くのことを学びました。私たちは古き良き時代を肌で感じるギリギリの世代なのかもしれません。偉そうなことはいえませんが、ただ、お芝居するのが好きなんです。役者業に邁進したい。けれど、はてさて私の居場所はあるのかなあ、と。それが「女優・池上季実子」の今の悩みですね。

 コスト意識を持つのは悪いことではないでしょう。ただ、経費削減の影響でドラマづくりは様変わりしています。それがプラスに働いているとはいいづらい、かな。たとえば、クランクインまでの準備期間の短さです。作品によっては台本がクランクインの直前に届くなんてこともある。そうなると納得のいく役づくりはかなわなくなってしまう。もちろん、いい作品をつくろうとギリギリまで調整が続いているからこそなんですが……。

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