7年ぶり新譜リリースの竹内まりや 絶好調の秘訣は十五穀米

公開日: 更新日:

 メロディーにしても歌詞にしても、いつも創作の上で念頭にあるのは「普遍性」「大衆性」「時代性」なのだという。

 7年ぶりオリジナルアルバム「TRAD」で、新記録を樹立した竹内まりや。59歳6カ月でのオリコン週間アルバムランキング初登場1位は女性アーティストの最年長、2010年代の今回を含め、80年代から4つの年代で連続1位は史上初。この秋の33年ぶりツアーといい、意気軒高ぶりに、還暦前後の同世代から称賛と羨望の声が上がっている。

 1955年、島根県出身。実家は出雲大社正門前にある老舗旅館。4女2男の6人兄弟の三女。慶大文学部(英文科)在学中に所属した音楽サークルで注目を集め、78年にデビュー。翌年に「セプテンバー」が大ヒットしたのは、同世代には周知のところだろう。

「最初の転機は、アイドル歌手として売れっ子の81年の一時休業宣言でしょう。アイドルとして出たバラエティー『TVジョッキー』の乱痴気騒ぎに疑問をもったのがきっかけで、82年に山下達郎と結婚し84年に長女が生まれてからは『子育てや家庭を優先』し、ライブも行わなくなった。この地に足をつけるというか、いわゆる芸能界とちょっと距離を置いたポジションが、シンガー・ソングライターとしてのキャリアの始まりです」(スポーツ紙芸能デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に