気象予報士・森田正光 深酒寝坊で生番組に穴開けていた

公開日: 更新日:

 私は水曜日午前8時から15分ほどのコーナーの担当で、ある前夜、TBSの女子アナ2人を交えて、知人の棋士・神吉宏充七段とかなり深酒したんです。日付が変わる前に女性2人は帰宅し、その後も神吉さんと2人で盛り上がってしまい、お開きになったのは深夜。さすがに翌朝の仕事は自覚してましたから、帰宅せずにTBS本社裏手のビジネスホテルに泊まったんです。

 翌朝、目が覚めたらなんと午前9時半。番組は8時30分に終わってますから、遅刻なんて生易しいものではありません。目覚まし時計をセットしたはずなのに、無意識のうちに止めてたんです。

 血の気がスーッと引きました。何度も目をこすったものの、秒針は冷徹に時を刻んでいます。
 慌ててTBSに駆け込み、走りながら「これは夢であってくれ」と何度も思ったものです。でも、後の祭り。残念ながら現実でした。
 恐る恐るディレクターのところへ行きましたら、普段は温厚な方なのに、怒るまいことか。当然のことですけど。平身低頭、返す言葉もありません。


 おかげさまで仕事を切られなかったのは幸いでしたが、その一件以来、火曜日の夜は絶対飲まないようにしました。それが少なからず、私の誠意だと思ったからです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解