日テレ内定取り消し裁判の余波…キー局女子アナ採用廃止論

公開日: 更新日:

 近い将来、民放のテレビ局から女性アナウンサーが姿を消してしまう……そんな危機が訪れようとしている。

 テレビ界に大改革をもたらすと囁かれているのが、日テレの女子アナ内定取り消し事件。裁判の判決いかんでは今後の女子アナ採用に大きな変化をもたらすばかりか、女子アナの採用そのものを見直すというのだ。

「今回の日テレの裁判には全局が関心を寄せている。これまでは人事担当の局員が3次面接以降に進んだ志望学生と信頼関係を築きながらこの種のバイトの有無を、まさにあうんの呼吸で確認していたんです。だが今回の裁判を受けて人事担当者は面談で水商売の有無を事務的に確認せざるをえなくなった。このようにシステマチック化されると学生は百パーセント、嘘をつくんです。だから信頼関係を築いて確認する方が本音を言い合い、お互いに助かった。特に女子アナをブランド化してきたフジは深刻な問題ですよ」(キー局人事部関係者)

 しかも、今回の判決次第では志望学生に水商売の有無を確認することもできなくなる可能性がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり