ドラマに協力の和田秀樹医師が語る「Dr.倫太郎」の完成度

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■「堺正人さんは精神科医の名医像」

 同ドラマに協力医師として携わる精神科医の和田秀樹氏がこう言う。

「倫太郎は米国留学で最先端の精神分析を身につけてきた精神科医です。コフート理論に基づき、具体的には医師が相手と対等な立場で付き合い、その心に『共感』し、傷ついた患者の心を『育てなおす』という治療を行うのですが、米国では実際に日本よりひと足先に注目され、浸透しつつある。『Dr倫太郎』はドラマなので多少誇張した演出もありますが、国内の精神医療の現状を知るいい機会になるのではないでしょうか。また精神患者を単なる異常者として描くのではなく、病理に侵された背景も描く。精神科の患者さんが見ても傷つくようなことは少ないように感じます」

 倫太郎は開業医の先輩医師(遠藤憲一)に愚痴をこぼす。医者本人がカウンセリングを受けるシーンも毎回描かれているが、「米国ではよくある話。医者自身がストレスをためたり、感情が必要以上に動かされ過ぎないよう精神科の主治医に愚痴をこぼし、予防するのです」(和田氏)。

 倫太郎とその患者(蒼井優)の恋愛も、どこまでがセーフでどこからが倫理違反なのか。今後の見どころのひとつになるだろう。

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