村上宗隆の低迷球団ホワイトS入りは侍ジャパン井端監督に大朗報 新天地GMがWBC参戦にゴーサイン
ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた村上宗隆(25)のホワイトソックス入りが決定。2年総額3400万ドル(約53億4000万円)で背番号は5に決まった。
当初、MLB公式ホームページのFAランキングで8位に位置づけられた村上には、複数のメジャー球団による争奪戦が展開されると予想され、条件は「5年以上の長期契約で総額2億ドル(約315億円)以上」に高騰するとの見方が米メディアの間で広がっていた。
が、フタを開けてみれば、契約年数も金額も予想を大きく下回った。三振率の高さ、守備面での不安を精査された結果だが、来春のWBCで連覇を狙う侍ジャパンにとっては「朗報」という声がある。球界関係者がこう言う。
「ホワイトソックスは今季も60勝102敗の借金42でア・リーグ中地区の最下位に沈んだ低迷球団です。2024年はメジャーワースト記録を更新する121敗を記録するなど、3年連続100敗以上を喫している。仮にドジャースやヤンキースなどの名門常勝球団と高額契約を結ぶことになれば、移籍先球団から来春WBCへの出場許可が降りなかった可能性が高い。ルーキーとなる村上も、球団から〝シーズンで結果を出すことを第一に〟と言われれば、ノーとは言えないでしょうから。低迷中のホワイトソックスなら、ハードルは低くなる。村上本人はWBCに『出たい』と公言していますから、あるいは交渉の段階ですでにホワイトソックス側から出場OKの言質を取っているのではないか」


















