「アニソン大全」澄川龍一著
「アニソン大全」澄川龍一著
日本のアニメソングは現在、音楽ユーザーに、ポップミュージックの一部として認められている。
「アニソン」の元祖は、1963年に放送された初の国産テレビアニメ「鉄腕アトム」だとされる。実際には1958年の単発番組「もぐらのアバンチュール」で挿入歌が流されているし、1959年の不二家提供の「ポパイ」でも楠トシエが「ポパイの歌」を歌っている。だが、国産のテレビアニメ番組「鉄腕アトム」で歌われ、それが毎週放送されたことで、現在のアニソンの基礎がつくられたことから、「鉄腕アトム」がアニソンの元祖だとされているのだ。
ほかに「宇宙戦艦ヤマト」など、日本のアニソンの歴史を語る一冊。
(祥伝社 1980円)


















