ミラノ五輪フィギュア団体の金メダル獲得条件は男子エース鍵山優真次第
フィギュアスケートのミラノ・コルティナ五輪(来年2月)代表が昨22日に会見。日本女子史上初の3大会連続出場を決めた坂本花織(25)は約1カ月半後に迫った本番に向け「(前回の)北京五輪は個人で銅だったので銀以上が欲しい。(ロシアのドーピング違反で銅から繰り上がった)団体は正真正銘の銀が欲しい。(2024年パリ五輪で授与されただけに)その場で欲しい。2年半も待ってられへん」と、個人、団体とも表彰台の真ん中を目標に掲げた。
団体での五輪出場10チームが発表された今月10日時点での日本の世界ランキングは米国に次ぐ2位。各種目のスケーターの層の厚さから見て、金メダル争いは日米による一騎打ちが予想される。
五輪の団体は男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目で構成される。各種目とも予選でショートプログラムを行い、上位5カ国がフリースケーティングによる決勝に進む。
男女シングルはエースと2番手が故障しない限り、ショートプログラム、フリーのどちらかを担う。日本からは、男子が鍵山優真(22)と佐藤駿(21)、女子は坂本に加え、千葉百音(20)か中井亜美(17)が起用される見込みだ。


















