かつてオロナミンC 大村崑は今や葬儀業界の“トップスター”

公開日: 更新日:

 東京近郊の駅を降りたら、葬儀社の看板広告に懐かしい顔が! なんと大村崑ちゃん(83)じゃありませんか。代名詞となった「オロナミンC」のCMが終わってからは、大相撲中継の砂かぶり席ぐらいでしか見かける機会がなくなっていたが、こんなところで広告に出ていたとは。

「確かにテレビや舞台で見る機会は少なくなり、メディア露出も最近はベテラン俳優が亡くなった時のコメントぐらいしか見かけなくなっていますね。しかし、だからといって大村さんを“過去の人”扱いするのは大間違い。実は葬儀業界では数々の広告に起用されているトップスターです」(代理店関係者)

 確かに見かけた広告も葬儀社のものだし、その他にも「西日本典礼」「中山石渠」などのキャラクターになっている。それにしても、どうして崑ちゃんが葬儀社に?

「大村さんは07年ぐらいからドラマ出演が減っていますが、唯一、92年から始まった『赤い霊柩車シリーズ』(フジテレビ系)には今でも出続けています。その中で演じているのが石原葬儀社の専務・秋山隆男役。これがハマリ役となって数々の葬儀社からイメージキャラクターとしてのオファーが殺到しているのです」(あるテレビマン)

 ちなみに1年ぶりに放送される次回の「赤い霊柩車」は、6月26日オンエア。もちろん、崑ちゃんも出演する。あらためて“業界トップスター”の演技を堪能するのも悪くない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方