健さん、文太もいなくなり…最後の大物・小林旭の“大車輪”

公開日: 更新日:

「よほどカネに困ってるのか」なんて意地悪な声もあるが、確かかつてゴルフ場開発でつくった莫大な借金はすべて返済したはず。やはり、この人の実力、タフガイぶりの証明というべきだろう。「最後の大物」小林旭(76)が八面六臂の活躍を見せている。6月2、3日は北トピア(完売御礼)、7月8、9日が中野サンプラザ、9月3、4日が大田区民ホール、同8、9日は清水文化会館、同10、11日は浜北文化センターという具合で、年末まで全国各地の公演予定がビッシリだ。

「出し物はかつて“渡り鳥シリーズ”でコンビを組んだ浅丘ルリ子(写真右)と演じる『無法松の一生』。07年には大阪・新歌舞伎座の1カ月公演を満員にした大ヒット演目です。やはり集客力は抜群ということでしょう」(興行関係者)

 裕次郎、ひばりはもちろん、特に最近は高倉健、菅原文太という昭和を代表する2大スターも鬼籍に入ってしまった。もうあの時代を語れるのはアキラ、ルリ子以外にほとんどいない。そんなオールドファンの感情も相まって再ブームとなっているのかも知れない。現役バリバリ、永遠のマイトガイ。“昔の名前”と呼ぶのはまだ早いようで。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ