ダントツは「天皇の料理番」 放送回数で読む4月ドラマの成否

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 もう7月ドラマが始まっているのに、4月ドラマの「天皇の料理番」(TBS系)は7月12日が最終回。「ドラマの放送回数ってどうなってんの?」と疑問を持った読者も多いに違いない。

「ドラマの基本は1クール3カ月。つまり12回か11回が基本ですが、最近は『放送回数未定』としている番組が多いですね。なぜなら、視聴率低迷やスポットCMが集まらないなどで“途中打ち切り”になると、局のイメージも下がるし、出演していた俳優などに恥をかかせてしまう。それを避けるため“初めからその予定でした”と言い訳できるというのが一番の理由でしょう」(放送ジャーナリスト・小田桐誠氏)

 だとすると、連続ドラマの成否を、平均視聴率ではなく、放送された回数で判断することはできないか。その観点で4月ドラマを総括してみると――。

 もちろん「天皇の料理番」は合格点。実は4月ドラマで12話まで放送されるのはこの1本だけだ。11話放送されたのは「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)、「恋愛時代」「ドS刑事」(いずれも日本テレビ系)の3本。10話で終わったのは「アイムホーム」(テレビ朝日系)、「ようこそ、我が家へ」(フジ系)、「Dr倫太郎」(日テレ系)など10本。

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