大怪我から復活 杉野希妃が感じた変化「心の動きに敏感に…」

公開日: 更新日:

 今年1月、プロデューサー兼女優として参加していたオランダのロッテルダム国際映画祭開催中、タクシーにはねられ生死をさまよう大けがをした杉野希妃。順調にリハビリを進める彼女が、壮絶な体験を振り返りつつ最新作と今後の活動について語った。

「両足をひどく骨折し、事故直後は二度と歩けないのかなって思ってました。表現者なのにもう自分の体で表現できないと思うと何も考えられなくて……。でも5日後くらいに母が、1年ぐらい頑張れば復帰できるそうよって医師に聞いてきてくれて。また歩けるというその言葉に、どれほど安心感をもらえたことか」

 大学在学中に留学したソウルで女優デビュー後、世界的な映画監督キム・ギドク作品に出演。その後進出した監督業でも、釜山国際映画祭・最優秀新人監督賞など破竹の勢いだった最中の事故。

「その時まで、自分はこういう事故みたいなものには絶対遭わないんだって変な自信を持ってました。でも実際には、人生良いことも悪いことも起こりうると思い知らされましたね。逆に、何もない時こそ奇跡なんだということを」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発