SMAPの結束は? ジャニーズ「生まれ順」相性を研究者分析

公開日: 更新日:

 これに対して、SMAPの後継グループと見なされたTOKIOの場合には、長瀬・国分が姉のいる末っ子で、山口は3兄弟の真ん中、そしてリーダーの城島は一人っ子である。第1子のファンにはいいかもしれないが、第1子のメンバーを欠く分、SMAPよりははるかにバランスが悪い。

 その点、SMAPに対抗できるのが嵐。嵐ではリーダーの大野と二宮、それに松本が姉のいる末っ子である。末っ子がリーダーになりやすいのは自分の意志を通そうとするからで、一人っ子にはそれができない。

 とくに二宮と松本は、「ニノ」「松潤」という愛称からも分かるように、可愛がられるキャラである。

 そしてニュースキャスターもつとめる桜井は妹と弟がいる第1子で、そつがない上に頼りがいがある。末っ子ファンはそうした桜井になびく。相葉の場合には弟のいる第1子なので女性にとってはとっつきにくいが、姉のいる妹とは男女の間の距離感が似ていて、付き合いやすい。

 嵐の方がSMAPよりもメンバーに女性のきょうだいが多くいる分、人気を集めやすい。

 ジャニーズ事務所としては男兄弟が多く、その分、対立しやすいSMAPよりも、嵐の方が扱いやすいと感じているのではないか。嵐がいればもうSMAPはいらない。事務所の考えはそうかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景