SMAPの結束は? ジャニーズ「生まれ順」相性を研究者分析
14年度のSMAPの売り上げは250億円以上という試算がある。分裂騒動でそれが一瞬にしてパーなら、ジャニーズ事務所には大きな痛手。それでもメリー喜多川副社長の娘、藤島ジュリー景子副社長は「SMAPがいなくても嵐がいる」と強気。これは裏目に出ないのか。
「生まれ順」による相性の良し悪しを研究している宗教学者の島田裕巳氏にSMAP、嵐のグループのまとまりや将来性を分析してもらった。
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SMAPが絶大な人気を誇ってきた原因として、生まれ順のバランスの良さがあげられる。
木村と香取は弟のいる第1子で、草彅は弟と妹のいる第1子、中居は3兄弟の末っ子で、稲垣も姉のいる末っ子。女性の末っ子ファンは第1子に憧れ、逆に第1子ファンは末っ子アイドルを可愛いと感じる。グループのなかで1人を好きになれば、結局はグループ全体を好きになる。
しかも、多様な生まれ順を含むことでSMAP自体がグループとして結束しやすい。