フードファイター白田信幸さん 夢叶い大阪の串カツ店軌道に

公開日: 更新日:

「当時、神奈川大学4年生で、思い出づくりに出演しました。優勝者は今は大阪で医師をされてる射手矢侑大さんでしたね」

 これで闘争心に火がついた白田さんは同年9月の「TVチャンピオン 大食いスーパースター頂上決戦」、10月の「フードバトルクラブⅡ」、02年1月の「フードバトルクラブ The King of Masters」、同年4月の「フードバトルクラブ The Speed」と怒涛の連覇。天下に「ジャイアント白田」の名前を知らしめた。

■02年に大食い番組に“逆風”

 しかし、02年4月、愛知県の中学生が大食い競争が原因で死亡するや、大食い番組に逆風が。

「各種イベントも自粛が相次ぎ、一気にヒマになりました。それでも『フードバトル』シリーズの優勝賞金は1000万円でしたし、4月まではバラエティー番組やイベントゲストがけっこうあって、02年の総収入は3000万近くになりましたよ」

 すでに大学は卒業し、生活のためにIT企業の営業マンをしていた時期もあるが、05年ごろからギャル曽根アイドル系大食いタレントの登場で、その種の番組も復活。白田さんの出番も増え、07年9月の「元祖!大食い王決定戦 爆食頂上決戦~バリ島編」の優勝を最後に引退した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…