食べ物とのコラボ増えるドラマ 背景に民放の“台所事情”も
最近、ドラマと食品のコラボが増えている。
4月クールで1番人気の弁護士推理もの「99.9」(TBS系)は出演の松本潤演じる深山が料理好きの設定で、第5話は「深山の豚しゃぶの新玉ねぎ巻き」が披露された(わざわざテロップで料理名を出しているし、レシピは番組終了直後ならデータ放送で見られる)。
このドラマ、2話目で深山の“MY調味料”アイオリソース(ニンニク風味)が登場した。某メーカーは、そのアイオリソースを使ったコラボ商品のランチパックを同時期に発売。期間限定商品で、パッケージにドラマのロゴ「99.9」と書かれてあるから、放送開始前からタイアップ的に決まっていたわけだ。
こういったドラマと食べ物のコラボは多い。
同じくTBS系で黒木華の「重版出来!」は、大食いという役のキャラを生かした「重版バーグ&唐揚げ」というすごいネーミングのおにぎりがコラボしている。
昨年の「HiGH&LOW」(日本テレビ系)のときも、ドラマに登場する洋食屋のメニューを商品化した弁当が発売された。調べれば他にもたくさんあるから、今はあらゆるドラマに“食べ物コラボ”があるのだ。