吉本若手の受け皿にも 47都道府県「住みます芸人」の勝算

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■東京や大阪には芸人があふれている

吉本興業はNSC(養成所)から毎年大勢の卒業生が出るので、彼らが活動するための場所が東京や大阪だけでは芸人があふれて競争率がものすごく高くなってしまう。地方に密着した芸人として現地に住み、地方のテレビ局やラジオ局に出続けることで地方局の人たちとの信頼も築けるし、芸人たちの仕事も増える。地方を“職場”として考えています。この事業を続けることで地方局と関係が強くなり、タレントたちのレギュラー数が徐々にですが増えてきました。これは他事務所にはできないことではないかなと」(広報担当者)

 しかしながら、到底“採算事業”には思えないが……。

「現状、県によって赤字と黒字はさまざま。ちなみに、芸人が各地に住む際の家賃や生活費は基本的に本人たちの自腹。自治体によっては『長らく空き家になっている部屋があるから使っていいよ』と住居を提供してくれるところもあるようです」(前出の担当者)

 生活費はあくまで自己負担で地方開拓の任務を与えられた「住みます芸人」。さながらお笑い版「屯田兵」というべきか。笑いの総合商社は抜け目がない。

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