代表曲歌唱を拒否 あの佐良直美はなぜ歌番組に出演した?

公開日: 更新日:

 歌番組より犬猫番組を――。往年のベテラン歌手、佐良直美(71)にこんな声しきり。

 14日に放送されたテレビ東京「夏祭り にっぽんの歌 2016」。佐良はこれにスペシャルゲストとして登場。出演したのは没後25年のいずみたくを追悼したコーナーで、司会の宮本隆治と共に、いずみたくに見いだされた佐良、今陽子がステージに並んだ。後半の最後で12年に録音された佐良の「いいじゃないの幸せならば」が流れ、さらに代表曲「世界は二人のために」になったが、他の出演者は歌ったのに佐良は歌うのを拒否。

「佐良はマイクを手に持ってはいるものの、胸の前で持って、歌わない。隣のピンキーがマイクを上げるように促し、上げたけど、マイクをさかさまに持ち、かたくなに歌うことを拒否して最後まで歌わなかった」(マスコミ関係者)

 何がお気に召さなかったのか不明だが、仮に新人が同じことをやれば袋叩きにされ、歌手生命の危機。佐良はそうはならず“被害”は最小限にとどまったが、視聴者にもスタッフにも不信感を持たれないためには、ハナから断ればいいだけの話。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗