杉田二郎さん ライブ後の楽しみ“JIRO'S BAR”は37年目に

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 このツアーは移動距離約3万1800キロにもなりましたから、とにかくスタッフらと共有する時間が長い。それで一般的な打ち上げの他に、「寝る前に軽く、もう一杯飲もうか」と始めたのがきっかけです。それがツアー終了以降もずっと続いて37年目。今やすっかり老舗です。

■お酒の席で年齢の離れたスタッフと交流

 話すのは当日のコンサートや音楽のこと。もちろんたわいのない話題もありますが、そんな砕けた席だから言えるってことがあるんですね。

 例えば、スタッフの中には20代、30代のメンバーもいて僕ら年配者には遠慮がちになるもの。でも、お酒が入ることによって垣根が低くなり、感じたままを話してくれる。それが僕らにはない視点や発想で、新しく気づくことが少なくないんです。

 また、新しい音楽の情報や「最近歌ってませんが、○○って曲を聴きたいってよく耳にするんです」といった、お客さんの生の声を教えてもらうこともあります。それが結構、僕にとってはうれしくてね。お互いに親近感が湧き、いいチームワークにつながるから、次のコンサートをさらに充実させられるんです。

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