18年大河「西郷どん」主演 鈴木亮平の知られざる不遇時代

公開日: 更新日:

 ナショナルクライアントのCMにも起用され、ノリまくっている。18年NHK大河「西郷どん」の主演に決まっている鈴木亮平(33)。昨16日に行われたP&G社の柔軟剤「レノアハピネス」のイベントでは来年の抱負をこう語った。

「テレビの仕事が中心で、後半は大河の撮影が入って忙しくなりそうですが、共演者やスタッフ、関わる人たちすべてと“半径30センチ”に近づける関係になって作品を作っていきたい」

 さすが、役作りで体重の増減も完璧に行う演技派俳優。この日も製品のキャッチコピーを織り交ぜた完璧なコメントを披露し、共演者の蓮佛美沙子(25)をうならせたのだった。186センチの高身長で爽やかなイケメン、そして仕事も順調……何か欠点はないのかとアラを探したくもなるが、06年のデビュー当時の不遇時代を知るある関係者はこう言う。

「当時はモデル事務所の所属でホリプロ預かりといった微妙な立場。本人はかねがね“息の長い俳優になりたい”と将来の夢を語っていましたが、正直、ここまで売れるとは思ってもみませんでした(苦笑い)。それでも、仕事に対するひたむきな情熱や裏表のない人柄は昔も今も同じ。仲間意識も強く、クライアントやスタッフとグループラインするなど気さくな人柄ゆえ、応援したくなる人は多いと思います」

 9歳年上の姉さん女房との間に娘がひとり。“優等生”過ぎるのが欠点といえば欠点か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」