主演映画大コケ 悩める織田裕二に付きまとう“踊る”の残像

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■「IQ246」では偏屈キャラ

 主演俳優の求心力低下も大きな要因だろう。TBS系では9年ぶりに挑んだ主演ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(日曜21時)も妙な話し方ばかりが物議を醸すハメに。4年前に代表作の「踊る大捜査線」シリーズに終止符を打ったが、以降のキャリアは芳しくない。映画では正統派の感動もの、ドラマでは偏屈なキャラクターと、ふり幅の広い役柄に挑んでいるのは織田の迷いや焦りそのものといえる。

「生真面目な性格ゆえ妥協しない徹底した役作りをする俳優だが、いまだに“踊る”の青島のイメージが払拭できず、本人も悩んでいる」(芸能プロ関係者)

 織田の居場所がどんどんなくなりつつあるようだ。

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