著者のコラム一覧
三枝孝臣

1966年東京都生まれ。89年に日本テレビに入社、「ZIP!」「スッキリ!!」「シューイチ」など情報番組から、「THE夜もヒッパレ」「DAISUKI!」などバラエティーまで、手掛けた番組は100を超える。2015年に日本テレビを退社。現在、メディアデザイン会社「アブリオ」、LINEの前社長・森川亮氏と共に新事業「C Channel」を立ち上げ、メディアを超えたコンテンツプロデューサーとして活躍。近著に「一流のMC力」(東洋経済新報社)がある。

水卜麻美 テレビで見せるキャラクターに隠された“実力派”

公開日: 更新日:

「好きな女性アナウンサー」ランキングで4年連続ナンバーワンに輝いた日本テレビ水卜麻美アナウンサー。さらに29歳にして「上司にしたい女性」ナンバーワンになりました。2位は49歳の天海祐希さんですから、水卜さんが若いながらも頼もしくて一緒に仕事がしたくなる魅力を振りまいている証明でもあるでしょう。

 嫌みのないキャラクターから「姉御肌」な部分を感じる人が多いのかもしれません。加えて言えば、他に10位以内に入ったアナウンサーは有働由美子さんと大江麻理子さんの大御所2人。人気と好感度の両方を取れる希有な存在に成長されたのではないでしょうか。

 一般論で言えば、女性アナウンサーは同性からは嫉妬の目で見られがちなので、男性から人気を得られることはあっても、女性からの支持は得にくい部分が間違いなくあります。水卜さんは、アナウンサーらしからぬ「食べること」や「スタイル」で乗り越えてしまいました。彼女の持つ「ギャップ力」の強さに感服します。

 このところのアナウンサー試験では、「水卜麻美さんみたいなアナウンサーになりたい」と答える人が増えているそうです。しかしながら「能ある鷹は爪を隠す」の例えではありませんが、彼女は「よく食べる」「楽しい」だけの人ではありません。実力派として、その「アナウンス力」には僕が日テレ在籍時代にも一目置いていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃