日曜午前放送は吉か? 「土曜ワイド劇場」の偉大な功績

公開日: 更新日:

 1977年から40年にわたって放送されてきたテレビ朝日系の「土曜ワイド劇場」が今月で終了。4月からは日曜午前10時に移り、「日曜ワイド」として衣替えするという。

「夜の2時間サスペンス」といえば、これまでさまざまな“名場面”を生んできた。いまのサスペンスドラマに受け継がれているものも少なくない。テレビドラマに詳しいライターの上杉純也氏が言う。

「土曜ワイド以前のサスペンス、たとえば松本清張シリーズは本格的でシリアスな内容でしたが、気軽に見られるサスペンスにしたのが土曜ワイドです。お色気など軽いノリを盛り込んだことで、主婦から中年男性までが気軽に見られる番組になりました。その功績から、土曜ワイドは“サスペンスあるある”をつくり上げた牽引役といってもいい」

 サスペンスドラマの礎を築いた土曜ワイド劇場。そこで、サスペンスの定番となった代表的名場面を紹介してもらった。

●断崖絶壁シーン

 犯人を追い詰めるクライマックスになると、決まって出てくるのがコレだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」