月9撃沈のウラで…原田知世の“本格恋愛ドラマ”が熱いワケ

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 フジテレビの月9ドラマ「カインとアベル」が厳しい状況だ。第2話(24日放送)の平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。過去最低の初回平均視聴率を記録した前回の8.8%から0.2ポイントもダウンした。

 第2話では、23日に急死した俳優の平幹二朗さん(享年82)が“最後の出演”。それでも、瞬間最高視聴率は9.8%で、10%を超えることはできなかった。

 今や月9のような“恋愛モノ”では視聴率が取れないというのが、業界の定石になりつつある。今クールでも高視聴率を叩き出しているのは、医療モノや刑事モノだ。そんな中、ひときわ注目を集めるドラマがある。

 女優の原田知世(48)が主演するNHKのドラマ10「運命に、似た恋」だ。斎藤工が相手役を務める大人の純愛物語。脚本は「ロングバケーション」や「ビューティフルライフ」の北川悦吏子氏が務めている。

 ドラマは、原田と斎藤のしっとりとしたキスシーンや、山口紗弥加が下着姿でフェロモンを振りまいたり、奥田瑛二が河井青葉の乳をもみしだくなど、全般にわたって“お色気ムンムン”。原田が斎藤や息子のことを「キミ」と呼んだり、斎藤が原田に向かって「観念した?」とささやくなど、セリフも注目のひとつだ。大人の男も女も楽しめる内容になっている。コラムニストのペリー荻野さんはこう言う。

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