記憶なくても「楽しかった」 久本雅美が語る酒飲みの幸せ

公開日: 更新日:

 バラエティー番組をメーンに、コメディータッチの舞台でも活躍中の久本雅美さん(58)。お酒大好き、日本酒には目がない。

 ◇  ◇  ◇

 日本酒は最初、あまりいい印象はなかったんです。実家は大阪で、上京後は東京ヴォードヴィルショーを経て、若手メンバーとワハハ本舗(以下ワハハ)を立ち上げたのが26歳の時でね。この頃はホント、貧乏生活してましたから、飲むといっても「酔えればいい」って感じで、質のよくないお酒ばかり。何度、強烈な二日酔いで痛い目に遭ったことやら(笑い)。

 そんな時、柴田理恵さんに高円寺の「田け」っていうご夫婦でやってる小料理屋さんに誘われまして、そこで出合ったのが「加賀の井」や「一ノ蔵」といった銘酒。「え、こんなおいしい日本酒があるの?」ってすごく感動したんです。それからですね、ワハハの公演やテレビのロケで地方へ行くと地酒を飲むようになったのは。

 それで気がついたんですよ、おいしい日本酒が全国にあると。もちろん九州や沖縄だと焼酎がメーンになって、それはそれでおいしくいただいてるのですが、地方へ行くワクワク感に日本酒が加わり、楽しさの幅が広がりました。初めての場所、初めてのお店だと、お店や大将、ママさんのオススメをいただくようにしています。それが“看板”みたいなものですから、まず間違いはないんですよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手