元SMAP稲垣、草彅、香取の中国進出 真意は「国外追放」か

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 ジャニーズから独立する元SMAPの3人組、稲垣吾郎(43)、草彅剛(42)、香取慎吾(40)の中国進出が一部で報じられて話題になっている。

「3人の独立後の受け皿になるとされる元チーフマネジャーが昨年、中国系企業ラオックスの新会社の幹部に就任したんです。2011年のSMAP北京コンサートでつないだコネを生かしたもので、就任当初から元メンバーの中国進出に動きだすのではないかとみられていました。中国進出はこことは別会社を立ち上げるという噂ですが、いま報じられたのは、それだけ3人の国内での活動が難しくなるということの裏返し。大手芸能プロ、とりわけジャニーズを辞めたタレントは最低2年間、民放から干されるといった業界の掟がありますから」とワイドショー芸能デスクは言う。

 小倉智昭フジテレビ系「とくダネ!」でこの問題について、「テレビ局の忖度があったりとかね」と話していたが、どういうものなのか。民放関係者がこう言う。

「ジャニーズがテレビの出演者について個別の名前を出して誰がよくて誰がNGと言うようなことはありません。『そりゃあ、もう局の方がお決めになることですから』と。ただ、『どういうこと(キャスティング)になっても、今後のこともあるから、よろしくね』と付け加える、この一言で局はビビっちゃうんです。たとえば日テレやフジテレビのようにジャニーズとべったりの局の場合、意に反したキャスティングなどをして、『嵐、引っ込めます』とやられたらたまらない。いまジャニーズで力のあるのは嵐。最も数字(視聴率)の取れるタレントですから」

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