海老蔵を変えた小林麻央さん 先立つ妻が叶えた最後の願い

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「麻央さんが自らの病気を知った時、自分にできることは何かを考えに考え抜いたのだと思います。そこで考えたのが、亭主を立派な男にすれば、自分は安心して死ぬことができる――ということだったのではないでしょうか。現に麻央さんが闘病に入ってから、海老蔵は歌舞伎役者として、父親として、どんどん成長していった。節目節目で会見して、自らの口で経緯を説明したのは立派でした。歌舞伎にまい進する様子も目を見張るものがある。西麻布で暴行事件を起こした時からは考えられない姿です。間違いなく麻央さんが彼を成長させたと思います」(前出の肥留間氏)

 麻央さんが亡くなった22日のブログで、海老蔵は「稽古。こういう時だからこそ、より厳しく、より深く己に喝を 私が役者として良くなる事を誰よりもまおがよろこぶから、私はやる。」とつづっている。歌舞伎役者として、さらなる高みを目指すことが最大の供養となる。

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