著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

なぜ紅白総合司会に? NHKが期待する内村光良の「2位力」

公開日: 更新日:

 今年の紅白は「この人、誰?」といった出場歌手に対する突っ込みが喧伝されているが、一番のサプライズは内村の起用。NHKでコント番組をやっている貢献度もあるが、芸人を起用するならタモリやさんまではなく、なぜ二位の内村なの? そんな素朴な疑問も湧く。

 NHKは「紅白に新風」を期待しているそうだが、内村の「二位力」にあると思う。内村はたけしやさんまのように毒はない。その分、司会者としての面白さでは彼らにかなわないが、上手に仕切る優等生タイプ。内村が司会の高視聴率番組「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ系)も、数字を取るのはイモトアヤコを筆頭に体を張って挑戦する出演者。

 紅白を仮にさんまを総合司会にすれば、視聴率は期待されてもさんまが目立ち、紅組白組の司会者を食ってしまう可能性もある。一位の芸人は冠番組に象徴されるように自身が数字を持っているが、生番組はもろ刃の剣。危険も背中合わせ。内村なら他の出演者を邪魔することなく台本通り堅実にこなす。

 いかにもNHK好みの芸人。一位を望まず二位を堅持してきたことで内村は「紅白」という大舞台の司会を掴んだ。二位でもダメではなかった。そんな見方もできる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網