安室も桑田も望み薄…NHK紅白「最低視聴率」で存続危機も

公開日: 更新日:

 紅白歌合戦は崖っぷちじゃないか。

 来年9月に引退する安室奈美恵を引っ張り出そうと、NHKはあの手この手で画策しているが、出場者に名前がなく望み薄だ。

 さらに朝ドラ「ひよっこ」の主題歌を歌った桑田佳祐も同様。NHKは「粘り強く交渉していきたい」というが、去年のSMAPの例もあるので視聴者は期待していない。

 とはいえ、いまさら大物にオファーしようにも、「2人に断られたから頼むのか」とヒンシュクを買って難航するのは目に見えている。ヤバイ。

 昭和には60~70%台を誇った国民的番組も年々ジリ貧に。2000年代からは1部が全部30%台で最低は30.6%。目玉を投入する2部も04年に初めて40%を割り、これまで4回40%割れ(最低は15年の39.2%)。

 ここ数年、矢沢永吉中島みゆきらめったに地上波に出ないアーティストを出したり、朝ドラ絡みの企画などで盛り上げても苦しいが、今年は大物感ゼロ。ベテランの大物も出尽くしたし、ジャニーズやAKBグループは音楽特番で何度も見られるからお得感はない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒