三浦雄一郎氏を“故人”扱い 「とくダネ!」打ち切り論加速

公開日: 更新日:

 情報番組にあるまじきお粗末なミスだ。8日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)が、冒険家の三浦雄一郎さん(85)を誤って「故・三浦雄一郎さん」と顔写真とともに表示してしまったのである。

 番組では9日開会式を迎える平昌五輪に向け、マラソンの増田明美サンばりの「詳し過ぎる解説者」として元モーグル日本代表の三浦豪太氏にインタビューを敢行。五輪の見どころなどを聞く中で、三浦氏の実父である雄一郎さんとのツーショット写真を流したのだが、まさかの故人扱いで紹介したのだ。

 これにはMC小倉智昭(70)も、平謝り。VTR明けに開口一番「たいっへん、失礼なスーパーを流してしまいました。申し訳ありません!」などと謝罪したのだった。

 視聴者からすれば、このような初歩的なミスがなぜ起きたのか不思議でしょうがない。だが、人手不足かつ分業化が進むテレビ業界では「時折ある」という声もあり、「元気な人を故人扱いして放送してしまった場合、当事者や関係者らは笑い飛ばしてくれる。逆に故人を存命扱いした場合の方が厄介で、遺族からクレームが入るケースが多い」(情報番組制作関係者)なんて裏話も聞こえてくる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした