新オープンしたシネコン「TOHOシネマズ日比谷」で超体感
「東京ミッドタウン日比谷」が、29日11時にグランドオープンした。六本木に続く都内2つ目の「ミッドタウン」で、下層階の商業フロアには約60の店舗が軒を並べ、11階から34階まではオフィスフロア。4階は都内最大級(13スクリーン、約2800席)のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ日比谷」がある。
注目は、同シネコンのオープンイベントとして期間限定で上映される「超体感シネマ『マジジュマンジ』」だ。これは最新の映画を見ながら、ソニーが開発した「ハプティクス技術(触覚提示技術)」を体感するというもの。実際、ブン殴られて壁に飛ばされるシーンでは、見る側も背中がコンクリートにぶつかったような衝撃を受けるのだから不思議。ヘリに乗って逃げるシーンでは、エンジンの振動がズンズンと上半身に伝わってきた。しかも、ミサイルが右側面をかすめると右半身を何かが通過したように感じたし、急降下するときは空気が下から上に流れているような感覚に見舞われた。客席は1ミリも動かないのに、確かにヘリに乗っているかのようなのだ。
そんな異次元の臨場感を生み出す秘密は、同技術を使った「ハプティックベスト」にある。