全身がんから5年 樹木希林が辿り着いた“人生の達人”の境地

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樹木希林さんは怖いもののない方だと思います。何年も前のことですが、夜中に取材でご自宅へ伺ったことがあるんです。といっても、アポを取ってのものではありませんでしたから、ご自宅前にバンを止めて、ご帰宅を待たせていただいていたところ、知らず知らず、スタッフともどもウトウトしてしまった。トントンと車の窓を叩く音に目覚めて、寝ぼけ眼を向けると、希林さんが『もしかしたら私?』って。驚いてうなずくと『ごめんねえ。待っているの、知らないから』とおっしゃる。それでご自宅に僕らを入れてくださり、取材に応じてくださいました。申し訳ないやらありがたいやらで、感服いたしました」

■贈り物も不要なら「使わない」と断る

 お笑いコンビ元オセロの中島知子が豪華な賃貸マンションの家賃滞納を取り沙汰されたときは、そのマンションのオーナーが本木雅弘で、義母である樹木からの勧めで購入していたと報じられた。樹木が不動産投資や財テクにも目があり、たけていることが話題になったものだ。「お金のあるうちに買って、年金代わりに家賃収入を頂きなさい」とアドバイスしたらしい。

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