本木雅弘 大向こうまで盛り上げた義母・樹木希林譲りの冗舌

公開日: 更新日:

 早くも「各映画賞の助演男優賞にノミネート確実」(映画関係者)との呼び声が高い。今夏から秋にかけて公開する2本の大型ムービーで、主要キャストとして名を連ねる本木雅弘(49)。22日はその1本、江口洋介(47)主演作「天空の蜂」(堤幸彦監督、9月12日公開)の完成報告会見に出席したのだが、一皮向けた男の余裕だろうか。この日は義母の樹木希林(72)に劣らぬ冗舌ぶりで会見を盛り上げたのであった。

 まず、登場するやいなや、昨年9月に俳優の田中哲司(49)と結婚した仲間由紀恵(35)との共演について触れ、「(劇中で)ちょっといい仲なんですが……撮影後ほどなく結婚されました。おそらく僕は仲間さんの独身時代最後の相手役です」とコメント。撮影期間中に都内で冠水被害に見舞われた時のことを引き合いに出した際には、仲むつまじい江口家のエピソードをこう暴露した。

「足のきれいな奥さま(森高千里)とお子さんたちと共同して一難を乗り越えていたのを脇で見ていて、元サーファーは頼りがいが違うなって」

「天空――」の原作は、作家の東野圭吾氏が20年前に発表した同名小説。原発テロを題材としたアンタッチャブルな内容だけに、長年、映像化が困難とされてきた作品であり、3・11以降は「予言の書」として再評価されている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ