通信機器宣伝マンから再出発 “ギター侍”波田陽区さんは今

公開日: 更新日:

 だが、すぐに仕事があったわけではない。

「最初のレギュラーの仕事は、海外用ポケットWi―Fiルーターをレンタルする『イモトのWiFi』の宣伝部長。週5日、福岡国際空港の出発ロビーでタスキをかけて客寄せに励んでました」

 風向きがガラリと変わったのは2年前の秋。リオ五輪の男子卓球シングルスで銅、団体で銀を獲得した水谷隼選手が“波田さんにソックリ”と話題になり、思いがけず脚光を浴びた。

「あれは神風でした。NHK夜9時のニュースからもオファーがありましたから」

 以来、福岡や山口のテレビ、ラジオからのオファーが劇的に増え、今では前述の「ガブリナ」のほか、テレビは山口朝日放送の「ひるくる!サタデー」(毎土曜9時30分)、ラジオが下関・カモンFMの「ゴジラヂ!」(毎水曜17時)と「波田陽区の侍フェニックス」(毎土曜16時)の3本、計4本のレギュラーを持つまでになった。

「自称、Uターン芸人です。所属するワタナベエンターテインメント九州事業本部では、ゴリけんさん、お笑いコンビ・パラシュート部隊さんが06年から頑張って道をつくってくれてましたから、その点でも僕はラッキーでした。感謝感謝です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ