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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

小林麻耶はアナ部門でブログ継続…タレントの引退を考える

公開日: 更新日:

 元フリーアナウンサーの小林麻耶(39)が7月末に一般男性と電撃結婚したと思ったら、今度は「大好きなメディアの仕事を離れ、全身全霊、家族のために働きたい」とブログで電撃引退宣言した。不可解なのは、引退はするが、ブログはやめないと宣言していること。麻耶の「オフィシャルブログ『まや★道』」の読者数は197万超、アナウンサー部門の堂々第1位だ(ちなみに市川海老蔵小林麻央は殿堂入り)。

 アナウンサーを辞めた人がアナウンサー部門とは、これいかに? ご本人いわく「プライベートの自分として書き綴ってまいりましたので、今後もブログの読者の皆様とつながっていたいのです」だそうだ。そのブログとやらを見てみたら、本や写真集のお知らせだらけ。いまどき、一般人でもブログをやっているのでやめなくてもいいと思うが、でも、アナウンサーを辞めて一般人になったと主張しているのだから、アナウンサー部門にいるのはおかしな話だ。剛力彩芽(円内)もインスタをとやかく言われるが、タレントだから、文句を言われても想定済み。ところが、麻耶はタレントではなく、一般人という理由で、あら探しするマスコミに敵意を剥き出しにするのは嫌な感じだ。引退したというのなら、それなりにケジメをつけるべき、タレントだったことをちょっとでも利用するような行為はなんだかなだ。せめていったん線を引いて新しくブログを立ち上げた方が筋が通る。

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