著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

小林麻耶はアナ部門でブログ継続…タレントの引退を考える

公開日: 更新日:

 それにマスコミももう放っておけばいい。あれこれ詮索して、麻耶のためのネタを提供することもない。それなのに、記事にするもんだから麻耶は“成仏”できない。おできとかまってちゃんのオンナは触らないのが一番。そもそも結婚した麻耶なんて、そんなに気になるかって話だ。

■ライブをやらないだけ CD・DVDは売れ続ける

 話は変わるが、引退といえば、18年は引退の当たり年。小室哲哉安室奈美恵、奥村チヨにTOKIO山口達也と大物の引退が続いたが、小室や安室の場合、麻耶とはかなり事情が異なる。歌手や作曲家などは引退しても過去の作品は山のようにある。「引退」という名の興行でがっちり稼いだ後は、DVDが売れて印税もガッポガッポ。引退後も作品は市場に出回り、ライブ、コンサートをやらないだけで、歌手活動をやめたというのとは違うと思う。それは山口百恵も同じ。引退したといっても世間的には引退したことにはならない。

 これと麻耶とは一線を画す。それなのに、一般の主婦になって早くも時間をもてあまし気味なのか、今度は「インスタ始めました」とブログで発表。これ、まさに、ご都合主義ということなのではないかと思う。うざいから、もう、放っときましょう。

【連載】桧山珠美 あれもこれも言わせて

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」