著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

自転車で転倒し全治2カ月も…「骨折は名誉みたいなもん」

公開日: 更新日:

 RCサクセションのヒット曲「雨あがりの夜空に」(1980年)のモチーフとなった愛車サニークーペの廃車後、清志郎が次に購入したのはポルシェだった。

「86年、ある写真週刊誌の企画として、清志郎さんは『ポルシェでアウトバーンを走ってみたい』と提案。私も衣装係でドイツ取材に同行しました。制限速度がない区間では、200キロくらいで飛ばしてたんじゃないかしら」と片岡さんは語る。

「凝り性の清志郎さんの極め付きは、50歳で本格的に始めたロードバイク(自転車)ですね」

 きっかけは、雪崩に遭った息子を80歳の父親が吹雪の中を捜し歩き、無事に救出したというニュースだった。「自分にはそんな体力があるのか?」と衝撃を受けた清志郎は、徒歩で鹿児島まで行くことを思い立つ。

 しかし、徒歩だと挫折して電車など交通機関に頼ってしまうかもと、自転車による「ツール・ド・鹿児島」(2001年)を決行することに。

 以降、都内や近郊の移動も自転車になった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が