新たなノーベル文学賞 村上春樹氏“辞退”で取り逃していた

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「新たなノーベル文学賞」と報じられた賞は本来、ハルキのものだった――。

 今年のノーベル文学賞発表見送りを受け、1回限りの市民文学賞を創設したスウェーデンの「ニュー・アカデミー」のポールソン審査委員長が、共同通信の取材に最終候補を辞退した村上春樹氏が選考過程でのネット一般投票でトップ人気だったと明かした。辞退がなければ「受賞していただろう」と答えた。

 村上氏を含む最終候補4人は第1次候補47人からネット一般投票で絞り込まれた。辞退理由について、ポールソン氏は本人から「今年はノーベル賞がなくメディアの騒ぎもないので、執筆に専念できると思っていた矢先だった」と説明を受けたとした上で、「残念だが、受け入れる」と語った。

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