また空騒ぎ? 村上春樹氏「ノーベル文学賞」へ新たなハードル

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 医学・生理学賞に続いて物理学賞でも日本人がノーベル賞を受賞し、村上春樹氏(66)を信奉するハルキストたちの期待は膨らむばかりだ。文学賞の発表は8日午後8時(日本時間)。悲願は今年こそ実るのか。

「いま、村上春樹を読むこと」(関西学院大学出版会)などの著書がある文芸評論家の土居豊氏はこう言う。

「ノーベル文学賞は通好みで難解な作品を得意とする作家が選ばれる傾向が強いのですが、昨年はサプライズでした。受賞したパトリック・モディアノ氏は通俗小説家。フランスの村上春樹、あるいは渡辺淳一といってもいいかもしれません。その点ではハードルが下がったとみています」

 昨年出版した短編小説「女のいない男たち」(文芸春秋)は約40万部を発行し、14年のベストセラーにランクイン(日版調べ)。今年は米タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれ、9月に発売したエッセー集「職業としての小説家」(スイッチ・パブリッシング)は「20万部を超えた」(書店関係者)という。

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