糟糠の妻が死去…細川たかしに見え隠れする「心のこり」

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 演歌の大御所、細川たかし(68)の妻和子さんが11月23日に亡くなっていた。享年70。故人の遺志により葬儀は近親者で済ませたそうで、細川は報道各社への文書でこうコメントした。

「1975年のデビュー前から陰ながら支え続けてくれた妻を亡くし言葉にならない悲しみではありますが、『いつも明るいたかしさんで』が妻の口癖でしたので、今後も明るい細川たかしで頑張ってまいりたいと存じます」――。

 連れ添った45年間は、順風満帆な日々ばかりではなかったと、細川に詳しいある芸能関係者はこう言う。

「札幌での下積み時代、ススキノのナイトクラブで細川が一目惚れしたスレンダータイプの美女が和子さん。いつも細川を一番に考えて、陰で支え続けた方でした。そんな和子さんは、家族思いからでしょうけど、財テクに手を出して結構な額の負債を抱えてしまったこともあるんです。それを細川は自分ひとりで背負い込もうとした。そうした事情も長年所属していた大手芸能プロからの独立へとつながっていった」

 細川の独立は2005年ごろ。個人事務所を設立後は文字通りの二人三脚となり、和子さんが事実上のトップとして事務所を切り盛りしていた。前出の関係者が続ける。

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