著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

カラオケご一緒に…ドン底の華原朋美に感じた気立ての良さ

公開日: 更新日:

 小室と華原は公私ともパートナーになり、レコード大賞出演の際に関係者が垣根をつくってガードしてできた道を、手をつないで闊歩していた。華原朋美の芸名は小室と同じイニシャル「T・K」になるよう小室がつけたものだ。

 しかし蜜月は続かない。栄華を極めた小室ブームが終焉を迎え、小室は後に詐欺で逮捕され、トップから転げ落ちていく。華原との破局が転落のきっかけとなったのか、転落をきっかけに破局に至ったかは定かではないが、華原も歩みを共にするように急降下していく。

 自宅でガス中毒し、倒れて病院に緊急搬送された。料理中とのことだったが、意識不明の重体に陥っていたとの報道もあった。芸能プロを移籍し復帰会見を開いたが、その直後にマンションのロビーで倒れ再入院。御殿場の乗馬クラブで行った2度目の復帰会見のときは、顔がむくみ、痛々しかった。復帰はなかなか難しく、激太りに引退騒動、無期限休養、カナダ留学と、迷走を重ねる。突然のSNS閉鎖に不倫騒動と、数え切れないほどの負のスパイラル。直撃取材にも明るく笑顔を絶やさず、愛想の良いタイプだったが、このころ直撃すると、

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった