武田鉄矢の古希祝い“教え子”集結 今もブレない学びの哲学

公開日: 更新日:

■「勉強しましょう、勉強」

「若い頃は女にもてず、大学受験も志望した高知大に2度落ち、浪人で入った福岡教育大も7年在籍した揚げ句に中退。海援隊として、勇んで上京しデビューした当初も鳴かず飛ばずで、ずいぶん苦労したそうです。ただ、若い頃の苦労は買ってでもしろと言う通り、今の華々しいキャリアはそうした苦い経験が糧になっているのは間違いない。幅広く興味を持ち、独学で学んでいくところは昔も今も変わらないと思います」(前出の関係者)

 約5年前、日刊ゲンダイのインタビュー連載「65歳の地図」に登場した際は、寝室などに本を山積みにして、常日ごろから読書にいそしむ素顔をのぞかせた。

「老人が徘徊するのはね、行く場所が分からなくて、しているんじゃなくて、かつての恋人との思い出のあの場所とか、目的地があって、そこを目指しているんですよ。目的地になかなかたどりつけないで、結果的に徘徊してしまっている。悲しいけれど、どこか美しいじゃないですか。そんな物語を書こうと思っているんですよ」などと熱く語る表情はエネルギッシュで、「勉強しましょう、勉強」と言っていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学