来年NHK大河は“鉄板”戦国もの テレ朝「ポツン」が戦々恐々

公開日: 更新日:

 ついに7%割れで“危険水域”とも報じられている――。

 NHK大河ドラマいだてん」(日曜夜8時)の話。9日に放送された第22回の平均視聴率は6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で過去最低を更新した。

「初回こそ視聴率15.5%とまずまずのスタートでしたが、その後は徐々に下降し、第16回の放送では7.1%を記録。2012年に記録した『平清盛』の7.3%を抜いて過去ワーストになりました。依然として10%を割り込み低空飛行ですが、関係者の間では『下げ止まった』なんて声も聞こえてきた。そんな中での、6.7%は関係者にとってショックでしょう」(芸能プロ関係者)

 皮肉なことに視聴者が“流れた”といわれている裏番組の「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)は9日の放送で視聴率20.3%と過去最高を記録。そこでささやかれているのが長谷川博己(42)主演の次回作「麒麟がくる」に「いだてん」が与える影響だ。

「『平清盛』は当時の最低視聴率を記録し、平均視聴率も振るわなかったのですが、翌年の綾瀬はるかが主演した『八重の桜』にも影響を与えたのではと言われている。綾瀬が演じた新島八重がマイナー過ぎたこともありましたが、『平清盛』で大河ドラマの視聴習慣が崩れてしまい、最低視聴率10.0%を記録してしまった。『麒麟がくる』も『いだてん』の下方圧力に引っ張られないか心配ですね」(前出の芸能プロ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束